SEXは作業じゃない!
ヤる気だけのSEX
私はSEXが好き。
行為そのものでなく、相手と全力で向き合って、快感を共有しあって繋がっている感覚が好き。
でも今まで関係を持った男性の中で同じような思いを共有できたのはごく少数。
行為だけが目的。
ヤるだけがゴール。
そんなSEXつまんなくないですか?
だから少しでも私の持っている感覚が伝わればいいなと思って連載コラムを書いてみることにしました。
前もって言っておくと、ここから先は1人の裏垢女の主観で構成されています。
でもこういうのって主観じゃないと書けないんです。
なぜなら「良いSEX」なんて人によって全然違うんだから。
ちなみに私がどういうことを考えて男性と向き合ってるか、という部分は一切を棚に上げます。
だって、そんなのまとめたら相手に私の手の内の全部がバレちゃうでしょ?
SEXは作業じゃない!
いわゆる普通の男性、日常生活で出会って付き合った相手だったり、
友達からセフレになった相手と行為をした経験の中で感じるのが
「作業のようにSEXする」人がすごく多い、ということ。
キス→胸→陰部→挿入。
それぞれを決まった動作で触って、舐めて、動いて、終わり。
こっちがどんなリアクションをしていようがシナリオは変わりません。
当然、2回目以降も同じシナリオ。
こんな男性に何回も抱かれたいとは思いません。
当たり前ですが、生身の女性は
挿入されたらイくようにプログラミングされたロボットでもないし、
ボタンを連打したらイくエロゲのキャラクターでもありません。
女性によって性感帯も、嗜好も全く異なります。
さらに同じ女性でも、相手によって、環境によって、経験度合いによって、体調によって、感度が全く異なります。
あなたはどれくらいその変化に気づけていますか?
オーダーメイドのSEX
私が何回もSEXをしたくなる男性には、ある共通点があります。
それは最初に「私」の性感帯を見つけ出してくれること。
先ほど書いたように、人によって性感帯は全然違います。
だからそういった男性は最初、くまなく全身を愛撫してくれます。
お腹から指先まで、余すことなくすみずみまで。
そしてあらゆる観点から反応を見ています。
表情、声の変化、力の入れ具合、全身の筋肉の動き、ナカの縮小具合…。
もちろん私もそれに応えて返します。その瞬間は体を使った対話です。
そんな男性と出会って、私は脇や足の付け根、足の指の間、手のひらまで性感帯になるなんて初めて知りました。
私ですら知らない私を見つけてくれるなんて、これほど嬉しいことはありません。
そして、さらに嬉しいことに2回目に会うときにそのポイントを覚えてくれているんです。
ポイントを把握しているから2回目以降は的確に攻めるだけでなく、焦らすタイミングまで的確に掴み始めます。
毎回そんな変化を楽しめるんだから、そりゃ何回でも会いたくなりますよね。
つまり、何回でもSEXをしたくなるような男性はオーダーメイドのSEXをするんです。
これだけは言いたい!
決まったシナリオをこなす前に、目の前の女性のリアクションを見てください。